六月某日-狢と狸の違い 最終回 | |
![]() 相変わらずの東奔西走であり、意志とは関係なく『軽く軽く些事がみな予定外』であった。 最初から結論なんてわかりきった事で狢も狸も同じ穴の仲間なのだと書こうと思っていたわけだが事実はブログよりも奇なりで、この半月の間に新手が登場してきた。 ホリエモンと入れ替わりに村上何がし氏が塀の向こうに行ってしまったのだ。狐の登場である。 そして三日ほど前またまた新手が登場した。狐の後見人、福井日銀総裁である。狐の後見人を動物に喩えると何になるのかと考えたのだが分からない。そこで広尾の賢人に尋ねたら『一般論としては適当ではないが、まあー今回の例で喩えるなら、兎さんではないか』とおっしゃる。 狢と狸のお話 『狢は狐にだまされた。狸は狢に脅された。兎は狐にご褒美をもらった。』 おしまい。 日本という国に未来はあるのか。 十日ほど前、夜の下関に着き車でホテルに向かっていた。海沿いの道を走っていた時、沖合いの船が汽笛を低く鳴らした。突然、若いころ憶えたこんな詩が思い出された。 「マッチ擦るつかのまの海に霧ふかし身を捨つるほどの祖国はありや」 |
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投稿者 renkagabo : 2006/06/19 12:40 | コメント[0] |