木天蓼 | Home | 木防已
2016/01/27 15:06 | 印刷

○木鼈子(もくべっし)

 中国南部から東南アジア、インドなどに分布するウリ科のつる性一年草ナンバンカラスウリ(Momordica cochinchinensis)の成熟種子を用いる。

 直径10cmくらいの楕円形の赤く熟した果実の中に直径2~3cmの円盤状の種子ができる。その種子の表面が凹凸で灰褐色をしており、別甲(鼈甲)に似ているため木鼈子の名がある。

 漢方では消腫・止痛・解毒の効能があり、可能性皮膚疾患やリンパ腫、痔などに用いる。丸薬や散薬として内服することもあるが、おもにすりつぶした粉末や煎液を外用薬として用いる(阿魏化痞膏)。

 たとえば痔、乳腺炎、腫れ物などでは、腫れて痛む炎症部位に塗布する。また咽頭炎には山豆根・木香を配合した粉末を咽に吹き付けたり、歯痛にはつぶしたものを酢で練って湿布する。

コメント追加
タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。