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2015/07/24 18:05 | 印刷

○松葉(まつば)

 日本の北海道南部から九州、朝鮮半島、中国の東北部に分布するマツ科の常緑針葉高木アカマツ(Pinus densiflora)の葉を用いる。中国ではタイワンアカマツ(P.massoniana)やユシュウ(P.tabulaeformis)などのマツの葉を松葉という。

 日本の二葉松にはアカマツのほかにクロマツがあり、クロマツが海岸に沿って多くみられるのに対し、アカマツは内陸に多い。木肌が赤褐色のためにアカマツという。

 アカマツの葉にはピネン、ジペンテン、リモネン、フェランドレン、ボルネオール、ビタミンA・C、ケルセチンなどが含まれ、ケルセチンやビタミンCには血管壁を強化する作用がある。

 漢方では去風湿・止痒などの効能があり、リウマチなどによる麻痺や関節痛、湿疹、掻痒症、浮腫、打撲傷などに用いる。古来、松葉は「仙人の食」といわれ、穀類を断って松葉を食べると体が軽くなって不老長寿が得られると伝えられている。

 日本の民間療法では、生の松葉を毎日噛むと血圧が下がり、便通がよくなり、脳卒中の予防にもよいとされている。新鮮なアカマツの葉を焼酎につけた松葉酒や松葉を布袋につけて浴槽につける松葉湯のほか、松葉茶や松葉タバコなどいろいろと薬用にされている。滋養・強壮薬として知られる松寿仙はアカマツの葉にクマザサの葉と人参が配合されている。

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