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2015/02/02 9:44 | 印刷

○ヘンルーダ

 南ヨーロッパ原産のミカン科の多年草ヘンルウダ(Ruta graveolens)の全草を用いる。日本には明治初期に渡来し、薬用植物として栽培されている。

 全草に特異な香りがあり、葉を本に挟むとシミの害の予防になる。ヨーロッパでは古来より葉をソースや酢、飲料などの香料として、精油は香水として用いている。またローマ時代から魔除けの植物としても知られている。

 全草に精油のメチルノニルケトン、メチルヘプチルケトンなどが含まれ、抗菌作用、芳香性健胃作用が認められている。フラボノール配糖体のルチンはこのヘンルーダから最初に発見されたが、含量は多くない。

 ヨーロッパの民間では駆風・通経・鎮痙薬として腹痛、生理不順、関節痛、ヒステリー、動悸などに用いる。疲れ目や眼精疲労による頭痛の治療薬としてもよく知られている。

 一般に茶剤として乾燥した葉に熱湯を注いで飲む。そのほか軟膏に配合して痛風やリウマチ、凍瘡、打ち身、捻挫などにも利用され、またうがい水や浣腸薬にも用いられている。

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