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2014/10/27 9:34 | 印刷

○福寿草根(ふくじゅそうこん)

 日本各地、朝鮮半島、中国東北部、シベリア東部に分布するキンポウゲ科の多年草フクジュソウ(Adonis amurensis)の根を用いる。フクジュソウは旧暦の元旦ごろに花が開くため、とくに元旦草とか朔日草とも呼ばれ、正月の床飾りに用いられる。花は黄金色で、開花期が長く、春一番に咲く縁起のいい花として喜ばれ、幸福と長寿を組み合わせて福寿草と呼ばれるようになった。

 全草に強心配糖体のシマリンなどが含まれる。シマリンにはジギタリス配糖体と同様の作用があり、ジギタリスの代用に強心・利尿薬として浮腫や心臓病に用いられる。

 ロシアの民間療法でも浮腫や心不全の治療にヨウフクジュソウ(A.vernalis)が用いられていた。しかし、福寿草の毒性は大変強く、中毒症状として悪心・嘔吐がみられ、不整脈、心停止をひきおこして死亡することがある。家庭で民間薬として用いられるは非常に危険である。

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