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2014/09/08 9:39 | 印刷

○百草霜(ひゃくそうそう)

 柴や雑草を燃やした後、かまどや煙突の内部に付着した煤を用いる。百草とはさまざまな草のことをいい、霜とは焼いた後の灰のことである。一般に炭末には吸着作用、包皮作用があり、下痢の際の粘液や腸管内毒素を吸着したり、潰瘍面や創傷面を被い、腐敗産物を吸着し、刺激を防ぎ、組織の再生を促進する(薬用炭)。

 漢方では止血・止瀉・消積の効能があり、吐血、鼻血、子宮出血、帯下、消化不良(食積)などに内服および外用薬として用いる。日本の家庭薬では神経痛、リウマチなどの外用薬に配合されている。

 ちなみに木曽の御獄山とゆかりのある有名な伝統薬に「お百草」というのがあるが、これし黄柏を主薬としてゲンノショウコやセンブリ(当帰)、厚朴、白朮などを配合したものであり、かつてはコマクサも配合されていた。霊薬ということであるが、胃腸薬や解毒薬として利用されている。

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