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あかざ

○あかざ(藜)

 インドや中国が原産である。古くから日本にも渡来しているアカザ科の一年草アカザ(Chenpopdium album var.centrorubrum)の葉を用いる。新芽や若い葉は紅色がかっているためアカザの名があるが、赤味のない変種をシロザという。かつては世界各地でアカザやシロザの若葉や種子を食用にしていたが、今日ではほとんど利用されず、荒地や畑地の雑草として扱われている。若葉を食べた後に強い日光に当たると局所的に発赤、腫脹、皮下出血などが出現することがある(アカザ日光アレルギー性皮膚炎)。

 葉にはロイシン、ベタイン、ビタミンA・B・Cなどが含まれる。民間療法では生の葉を揉んで虫刺されや湿疹に塗る。煎じて健胃・強壮薬として用いれることもある。歯痛には葉を乾燥させた粉末と昆布の粉末と混ぜて痛む部分につける。また茎は太くて軽く、強いため杖として用いると中風にならないという言い伝えがある。

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