ホーム上海スタッフ日記
パブリック・アート




上の写真はすべて私が住んでいる所から徒歩10分以内の場所に設置された作品たちです。

公共空間に設置された彫刻作品のことを「パブリック・アート」と言いますが、上海では結構よく目にします。
しかも、素直にいいと思える作品が結構あるんです。

二枚目の写真の作品なんてすごい迫力ですよ。本当に馬の群れが駆けてくるようです。

しかし街の人たちは、どれだけそれを注意深く見ているのでしょうか。作品は設置するためのものではなく、鑑賞し心を豊かにするためのものですしね。

上海にお越しの際はぜひ、パブリック・アートを楽しんでみてください。


中国現代アート
先週、上海美術館の隣に位置する上海当代芸術館に行ってきました。

現在当代芸術館では「入境:中国美術」という展示が行われているのです。

http://www.mocashanghai.org

この展覧会では、現在精力的に活動している中国の現代作家たちの作品が数多く展示されているんですけど、
私、かなり気に入りました。

現在中国の生活レベルは、すさまじい勢いで向上してきています。
まさにその中で生活する作家達の作り出す世界が垣間見れる内容です。
以前、中国の作家の多くは、どこか中国の伝統、歴史的なものに囚われているのではないのだろうかと感じたことがありますが、それは勘違いだったと思い知らされました。
彼らは、そんなものに囚われているのではなく、伝統や歴史さえも、ただ自分の制作活動における材料として、自由自在に扱っているのです。

上海当代美術館は、毎回面白い展示をしていますが、今回も期待を裏切らない内容でした。
私的には、現在隣の上海美術館で行われている上海ビエンナーレより面白いんじゃないかと。
でも実は、いやらしいんですけど、この美術館はお金がいっぱいあるんだろうな~、っていつも思って鑑賞してる私なんです。


アートな週末

先週末の16,17日は、アートな週末でした。

まず6日(土曜)は上海蓮花画房にて内藤忠行さんの写真展のオープニングパーティーへ行ってきました。

内藤さんの写真は本の中でしか今まで見たことがなく、ずっと本物が見たいみたいと願っていました。
そしてついにこの日、本物のブルーロータスをみることができました!
すごくきれいで官能的で、でも癒されて。
まるで写真が置かれている空間まで、あの青の世界が広がっているようでした。

この日は内藤さんご本人にも会うことができ、最高でした。
上海で生活し最近疲れてるあなた!見るべきです!穏やかな気持ちになれますから。


日曜日は、現在上海美術館において開催中の上海ビエンナーレへ。
気持ちよく晴れた日曜に出かけたら、すごい人でした。中国にもアートが好きな人はたくさんいるのだなあ、と変な感心をしてしまいました。
入り口で5分ほど並んでチケットを買い、早速中へ。
この上海ビエンナーレには、まさに今現在高い評価を得ているアーティストたちの作品がずらーりと並べられていました。

日本からは奈良美智も参加しており、平面作品以外に、大きな立体作品も展示していました。上の写真。

私の気に入った作品は、インド人のShilpha Guptaという人のもの。映像投影作品とでも言うのでしょうか。前にある画面に、その部屋にいる人物の影が映り、その影に作家が作り出した影が組み合わさって作品になるというものです。

作家がつくった影と、私たち見る側が一緒になって遊んでいるようで、楽しい作品でした。

この上海ビエンナーレ、作品の質も高く、とても見ごたえのある内容だとは思いますが、すべての作品の質が高い反面、なんというか、あまりよくない意味で落ち着いてしまっていて、活気ある中国らしさをあまり感じられませんでした。少し残念。

この週末は、久々にアートに触れた2日間でした。
やっぱりアートは面白い。

上海のまちなみ 
本当に久しぶりに書く日記です。長い間申し訳ありません。
私の文章を果たして読んでくれる人がいるかどうかも不明ですが。
突然ですが、私は将来アートマネージメントの仕事をしたいと思っています。そのためには、美術以外のことも知っておいたほうがよいと考え、実は7月のはじめで画廊でのインターンを終了させてもらい、現在は上海の広告会社で働いています。
ですが今後も、このスペースに私の上海でのアートとの触れ合い、そして上海の日常を書いていきたいので、もしよろしければお付き合いください。




さて、きょうは上海の街並みについて。
上海は現在ものすごい勢いでビルなどの高層ビルが建てられ、まさに都会という感じです。
しかしその反面、昔の面影の残った場所も数多くあります。老房子(ラオファンズ)と呼ばれる古い家々、道沿いに植えられた木々。
大通りからまったく離れていない場所に、そんな風景が結構あるんですよ。
夏はその木々の木陰を選びつつ、上海の街並みを眺め歩を進めます。大通りと比べて体感温度が2度くらいあるような。

私は上海で生まれ育ったわけではありませんが、こういう昔からの街並みを、これからも守っていってほしいと思います。
上海は活気あふれる街ですが、少しでも立ち止まれば、大きな渦に巻き込まれてしまうような街でもあります。そんな中、この木陰を歩けば確かにホッと安心できるんです。



ピエール・オーニエン
先週の土曜日17日に、フランス人画家ピエール・オーニエンの個展のオープニングパーティーがありました。

アラン・ドロンを彷彿とさせる?物静かなようでお茶目なアーティストでした。
其の作品は、どれもスピード感あふれ、しかしまったく薄っぺらさなどを感じさせない、素敵な調和を持ったものです。また、色と色のコントラストがすばらしく、テクスチャーもおもしろいです。思わず近くで、ふむふむとしばらく眺めてしまいたくなる感じ。

今回のオープニングは、三時からということもあり、偶然ギャラリーに来られたお客さんにも楽しんでもらえたみたいです。
私自身いろんな人とお話ができてとても楽しく過ごせました。こういう人とのふれあいが、ギャラリーで働く楽しさの一つだなあと思います。



ART Shanghai

5月の25日から29日まで上海でアートフェアがありました。
最終日は人もまばらでしたが、その前の日は人も多く、とても盛況な様子。


中国はもちろん、アジア、欧米から参加した様々な画廊や団体のブースがあり、とても国際色豊かなフェア。
ほとんどの作品が平面で、立体作品があったとしても小さい物が多かった中、こんな立体作品もありました。
大学で彫刻を専攻していた自分には、なんだかうれしく応援したくなってしまたんです。

これからもっともっと立体の作品、作家さんが目立ってくるといいなと思う上海アート。

M50
今日は蓮花画房上海ギャラリーがある、M50といういったいについて少し。


M50は多くのギャラリー、デザイン事務所、作家のアトリエが集まった、とてもおもしろい一帯なんです。
世界的に名の知れたギャラリーもあれば、これからがんばっていこうとしている名の知れない個人のアトリエもあります。
詳しい数は分からないけれど、多分全部あわせたら50は軽く超えるんじゃないでしょうか。


このM50のいいところは、好きなときに好きなだけ美術に触れることが出来る、ということだと思います。
美術館みたいにお金は払わなくていいですしね。
まるで、本を読んだり、音楽を聴いたりするのと同じように、気楽に作品に触れることができるんです。
一週間ごとに来ても、必ずどこかのギャラリーが展示内容を変えているので、飽きることなく楽しめます。
そうしているうちに、好きな作品、作家も自然と出来てきますしね。そしたらギャラリーですから買えちゃうんです。


なんにしても、とってもお勧めの場所ですので、上海におこしの際はぜひ。
そして蓮花画房上海ギャラリーにもいらしてくださ~い。


巡り合わせ
中国語をもっと勉強したい。
中国の現代アートをもっとみたい。
中国のギャラリーで働いてみたい。

ということで大学を卒業し、すぐに上海へとやって来た私。
そして、あれよあれよという間に、このギャラリーでインターンシップをすることに。
あまりにも突然すぎるかも。と思っていたら、上海スタッフのWang Luに、「これを巡り合わせっていうの。」と言われてあっさり納得してしまった。

そして今日は、ここ上海ギャラリーで中国人作家Wang Chengの個展のオープニングパーティー。

東京の蓮花画房ギャラリーの方も来られて、いろんな話を聞いたらやる気も倍増。

ということでがんばりまっす。