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再度やちむん探し-続き(4月某日)

壺屋を訪ねる前に軽く腹ごしらえと,国際通り公設市場の二階にあがる。

ソーキそばを注文する前にせっかくなので軽く一杯古酒を薄めの水割りで頂く。これまたせっかく沖縄なので島らっきょうとゴーヤちゃんぷるをおもわず注文。そうこうする内おねえさんが古酒泡盛の小さめなボトルと水割りセットを持ち来たる。

糸削りをまぶして食す島らっきょうは美味なり、塩味がほんのり効いたゴーヤは滋味なり。
昼間飲む古酒は至福なり。

公設市場から平和道りを抜け壺屋にいたる。
沖縄で屋根に瓦が葺けるようになったのは明治になってからの事。瓦職人は葺き終わると即興で屋根にシーサを作り載せた。材料は瓦の破片と余った漆喰。
企らまずして瞬時に造形されたシーサはどれもユーモラスな表情。

職人たちの願いはこの家が千代に八千代に安泰なれ、そして嵐からも悪魔からもこの家を守りたまえと言うことなのか。
人の営為の切実さと儚さが琉球の青い空に浮かんで消えた。