Pebble日本語化&改造ログ
Podcasting その4

ポッドキャスティングをベースに音声ブログ、ネットラジオなどの可能性を感じていることは以前に書きましたが、今後普及するための課題等を少し考えてみました。(ていうか備忘録的)
一つは敷居の高さという課題、もう一つは新たな活用方法についてです。

課題:敷居の高さ

個人がラジオ局を簡単に開設できるかというと、現状は難しいなぁという印象を受けてます。デジオのマッタリとした放送を聴くと敷居が低くなったという感じがしますが、このデジオの世界でも、もうすでに一つのフォーマットが出来上がっているというか・・・。それがしゃべりかただったり、進行のうえでの暗黙のルールだったり。

これは、デジオが認められ、確実にコミュニティーが形成されてきたという評価になるのでしょうが、その反面、敷居が高いという印象になってしまいます。私としては敷居が低いというか敷居が無く、音をアーカイブしておくという基本的な、もうちょっと混沌とした段階があってもいいのではないかと考えます。

今のブログがそうですが、うんとプライベートで生活感たっぷりだったり、誰にも読まれなくてもいいという前提から投稿されたものを「WEB上のゴミ」だと否定することなく、着実に増え続けることを容認することが大事なのではないかと。(という私もブログについてゴミが増えるのでは?と思っていましたが・・・)

前の記事で、デジオは日本のネットラジオポータルと書きました。間違いなくそうなっていると思っていますし、そのフォーマットを含めてなんにも否定するものではありません。
出版という前提でなくとも誰もがブログを開設できるようになったように、ラジオ局とはいえないまでも、だれでも身の回りのあらゆる音をアーカイブできるようなそんなものが出来ないか・・・などと考えている次第です。

新たな活用方法は?

まぁ多分いろいろ活用方法があるのでしょうが、個人的日記のブログがビジネスへも浸透しつつある今、この音についてもビジネスに活用できないかなどと考えるわけです。

多様なメディアが混在できるネットの世界で、いまだテキストが主流なのはそれなりの意味があるわけで、ブロードバンドの時代であってもコミュニケーションの主流はテキストベースです。
しかしながら、メール、ML、チャットのようなテキストでのコミュニケーションには日本語における「かけひき的」な話し言葉の特徴が出せないのでうまく表現できずトラブルが起こるということも何度か経験したことがあります。特に「少しの感情的な文章でも多大な誤解を招きやすい」というのが私の教訓です。

そんなところからビジネスへの活用を考えると、まずは社内のコミュニケーションの補助的ツールとしていかがでしょうか。

たとえば「会議の議事録
会議をICレコーダーを録音することは珍しくはないことですが、イントラネット内でPodcasting(RSS)で配信したりと有効に利用できるツールとして提供できれば、それはアリではないかと。
また、今のブログ機能を活用してテキストや画像を併用してアーカイブできるので検索性を高めることができます。

あるいは、「音」が重要なファクターである産業や商業(何だかは思いつきませんが)では音のアーカイブに特別な興味を示すかも知れません。

もう一つのキーポイントは、動画ではなく、であることだと思っています。というのはラジオは聞きながら他の事が出来る、つまり「ながら」ができるわけです。あえてメインのメディア、コミュニケーションのツールとして名乗りをあげず、「ながら」のできるサブメディアとして生きてゆける唯一のメディアではないかと思っています。