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5/29【報告】陸上部 | Home | 【報告】東信地区卒業生交流会
2017/06/01 16:41 | 印刷

 毎日、健康に関するテレビ番組が何かしら放送されています。国民の健康に対する関心の高さの表れですよね。皆さんは5月16日(火)のNHKクローズアップ現代「生命の不思議“テロメア”健康寿命はのばせる!」をご覧になりました?耳慣れない“テロメア”ですが、テロメアとは染色体の端にあり細胞分裂のたびに短くなる部分をいいます。テロメアは35歳で半分ほどに短縮し、短縮すると染色体が不安定になってがん化しやすくなるそうです。さらに短縮が進行すると細胞分裂自体できなくなるそうなのです。まさに寿命と直結しているテロメアですが、このようなことからテロメアは“命の回数券”とも呼ばれているのです。
 今、テロメアを伸ばして老化を遅らせる研究が世界中で行われていて、その最新研究でテロメアを伸ばせる方法が解ってきたと番組では伝えていました。誰もが気になるその方法ですが、結論から言いますと特別なことはなく、近年では当たり前に推奨される習慣ばかりです。具体的には、週3回ほどの軽い有酸素運動、バランスの良い食事、7時間以上の睡眠、友人やパートナーとの良好な人間関係などです。このような内容は東洋医学2千年の歴史においても、健康に大切な生活習慣として重視されてきました。それが最新の研究により分子レベルで効果があることが科学的に証明されたのです。
 翌日17日(水)のこれまたNHKの番組ですが、ガッテン!「これが世界最先端!“認知症”予防SP」ご覧になりました?認知症全体で一番頻度が高いのがアルツハイマー病です。アルツハイマー病では、脳が活動した時に生じるアミロイドβという老廃物の蓄積が発症の引き金と考えられています。番組では最新の研究結果から、アミロイドβを効率よく排泄できる方法を紹介しています。結論から言いますとこれもまた特別なことはなく、当たり前の習慣ばかりです。具体的には、良い睡眠や有酸素運動、他人と会話をするなどのコミュニケーションなどです。
 このような世界最先端の研究内容を聞いても、「結局、食事・運動・睡眠など、規則正しい生活習慣がやっぱり大切なんだなぁ。」と気付かされます。このような生活習慣の大切さは東洋医学のみならず、江戸時代の健康法の指南書である『養生訓』の中にもみることができます。つまりは我々が行うべき健康法は2千年前よりすでに確立され、江戸時代においては庶民の一般的な知識として広く知られていたのです。あとは自身がこの内容を実践できるかどうかなのです。健康長寿に関心のある人は是非とも古来より実証され、最先端の研究にも裏打ちされた東洋医学的生活習慣を取り入れ、若々しく健康的に長生きしていきましょう!
 『養生訓』の著者である貝原益軒の言葉に、「知っていてもそれを行動に移さないのであれば、知らない者となんらかわりは無い。」とあります。実践あるのみ!頑張りましょう!

はりきゅう学科 教員
藤井 栄二

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