介護福祉学科1年生が介護施設の現場を見学に出掛け、感想文を書いてくれましたので掲載いたします。
今回の見学施設は2施設
①長野県障害者総合施設いつわ苑
②社会福祉法人光仁会 富竹の里
にお世話になりました。有難うございました。
施設見学を終えて 山下菜摘さん
長野県障害者総合施設いつわ苑と富竹の里を見学しました。
いつわ苑は、身体2事業、知的2事業、精神1事業の合計5事業の総称で(五つの輪)①指定障害者支援施設 ほほえみ ②指定短期入所地形所 ほほえみ③知的障害者通所更生施設 はなみずき④知的障害者通所授産施設 ひまわり⑤精神障害者授産施設 富竹の里 がある障害者の総合センターです。
各施設を利用する障害の異なった方たちが一つ屋根の下で互いに協力し合うことによって、相互理解の共存の意識を養い社会参加向けた支援と訓練をすることを目的として建設されました。
私は今回初めてこういった施設を見学しました。施設内は車いす利用者のためにゆったりとした空間になっていたり、鏡が斜め下に向いていたり、蛇口の水がワンタッチで出たり、ボタン一つで明りが点いてすぐに職員が気づくことができたりなど、そういったことが利用者さんの暮しを豊かにし、安全にできるようになっているんだと思いました。
車いすも一般的な車イスのイメージしかなかったけど、その人に合ったものに造られており、動かしてみたら思ったより軽く頭の方が下がって足の方が上がることによってゆったりリラックスできるようになっているのに驚きました。
授産施設は、働く意欲があっても一般企業での就労が困難な人が、生活訓練、作業訓練を行い社会参加への適応を高め、社会復帰の促進を図る施設で、社会にでるため就労を目指す人は6時間の労働をしたり、作業の説明は字で書いておき、きちんと目で確認させることや、私語は禁止で集中力を高めるなど社会復帰のためには環境作りが大切ということが分かりました。
富竹の里は、地域に開かれた信頼される施設作りを目指し、利用者の人権を尊重し明るく健康的なやすらぎのあるサービスの提供を目指しています。施設内は、今までと同じような生活ができるようになったおり、部屋は個室でリビングにはキッチン・テレビ・テーブル、畳のスペースにはこたつがありとてもくつろげる空間となっていました。
食事の盛り付けや米とぎ、洗濯物たたみなど、やれることはやってもらい、なるべく家に近いようにし、ゆっくりとその人の時間に合わせて食事をとるなど、利用者さんにとってすごく良いのではないかと思いました。
また、写真や絵が壁にたくさん貼ってあり、写真はみんなすごく楽しそうな顔で笑っていて見ているこっちも笑顔になってしまいました。
利用者の方たちとのレクリエーションは、私にとって初めてのことなので少し緊張しましたが、みなさんとても優しく受け入れてくれて楽しくて仕方なかったです。カエルの折り紙も家でたくさん練習したので、上手に教えることができました。それに、利用者さんと近くでたくさんお話しができてすごく楽しかったです。「私はこんなの作れるよ」と、違う折り紙を見せてくれたり「私はこんなのが得意だよ」と、特技を教えてくれたり、たくさん話してくれてすごく嬉しくなりました。
最後には、今日会えてよかった。また会いたい、ありがとう。と言ってくれてすごく幸せな気持ちになりました。
楽しんでもらえて本当によかったです。すごくいい笑顔を見ることができてこちらこそありがとうの気持ちでいっぱいでした。
今日までの授業でとても勉強が難しく覚えることもたくさんで、本当にできるのかな?と不安もありましたが、今日の見学で利用者の方と直接触れ合ってすごく元気とパワーをもらえました。
どんなにきつい仕事でも利用者さんの笑顔と「ありがとう」があれば頑張れるって気持ちが初めて分かったような気がしました。
施設見学を終えて 鹿島綾介くん
私は過去にボランティア活動で施設に数回行ったことはありますが、今回の施設見学の様に、施設についてや施設の中をこと細かく説明してもらったのは初めてだったので、介護福祉士を目指す私達にとっては、とても貴重な機会だったと思います。
「いつわ苑」は3階建ての大きな施設で健常者が普段の生活で何気なく使っている所でも、お年寄りや身体に何らかの障害のある方にとっては利用しづらいと思われる所の隅々まで利用者目線で配慮してあったので「快適に過ごすには欠かせない施設」だと感じました。
精神障害者授産施設 富竹作業所では、箱折作業、ラーメン等のカヤクの分別作業等の工程を一つ一つ丁寧に行っているのを見て私達も健常者としてどう接していけば良いか考えさせられました。
「富竹の里」はいつわ苑よりは小さな施設ですが、多床室の従来型と個室のユニット型からなる点の他は利用者目線の施設でした。
施設の中には、昔のテレビや洗濯機等、私達が授業では聴いたことはありますが、実物は見た事のない物の写真を印刷した物が壁に貼ってありました。私は昔の事は全く知らない人間なので、この先施設に勤める様になったら、利用者の方との話すきっかけにしたいと思います。
レクリエーションでは「おおきなくりの木の下で」「ぴょんぴょんかえるの折り紙」「かえるのうた」をお年寄りの方と一緒に行いました。歌を歌っている時は、少し恥ずかしい気持ちもありましたが、一緒に歌ってくれたので恥じらいの気持ちも無くなり楽しめました。折り紙は、折り方の分からない方が多かったので、ゆっくりと一つ一つ教えていきながら作りました。完成した後「ありがとう」と言われたので「将来介護福祉をやる中で、挫けそうになった時もその言葉をかけて貰えればまた頑張れる」と思いながらも嬉しい気持ちもありました。
施設見学を通して、施設の事について詳しく知る事ができたので、1ヶ月後にある施設実習に活かしていきたいです。介護について良くも悪くも考えさせられました。
投稿者 : 学校法人 光和学園 信州医療福祉専門学校