1.15 介護と東洋医療 | Home | 北信接骨学会 研究発表
2009/01/16 15:59 | 印刷



赤ちゃんは、自分の意思を言葉で伝える事ができないので、おなかがすいた時やおしめを取り替えて欲しい時、眠い時、痛い時などは、それを知らせるために泣きます。
しかし、思ったことが伝わらない、言葉を十分に伝えられないことが、やがて奇声(キーキー)、不機嫌、不眠、夜泣き、むずかり、噛み付くなどの症状として現れることがあります。それは離乳期前後に多い小児神経症で、一般的に「疳の虫(疳虫症)」と呼ばれ、原因は神経性素因、肉体・精神の発達のアンバランスなどによるものとされています。
 小児期は、疳虫症状の他にも、風邪症状、夜尿症(おねしょ)、下痢・便秘、熱が出る、食欲がないなどの症状が多く、その他に、環境や食生活の変化、遺伝的素因などから、アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、小児喘息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギー、花粉症など)は増加しています。

 このような様々な症状に対して小児用の鍼が有効な治療法であることが、調査で明らかになりました。小児鍼(しょうにしん・しょうにばり)といいますがこれは「刺さない鍼」です。(鍼なのに刺さないって言葉としてはおかしいですが先の尖っていないものとお考え下さい) 

<適応症> 風邪症状(風邪をひきやすい 熱がさがらない 鼻水 咳)
      アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、小児喘息、アレルギー性
      鼻炎、食物アレルギー、花粉症など)疳の虫 夜泣き・寝つき
      が悪い 食欲がない 下痢・便秘 夜尿症 体調がすぐれない など

<対象年齢>基本として8歳以下
 
<治療方法>両手足、頚肩部、背部、腰部、腹部、胸部に対し、鍼で皮膚を
      さする擦過鍼と、接触する散鍼を行います。適切な接触刺激が、
      局所あるいは中枢(自律神経系やホルモンなど)になんらかの
      影響を与え自然治癒力を活性化させるものと考えられます。

 小児鍼は、アレルギー疾患などのに有効な治療法であり、そのほかにも「風邪をひきにくくなった・丈夫になった・元気になった・食欲が出た・よく眠れるようになった」など、身体に良い変化がみられることが明らかになりました。
 また、鍼治療を開始する年齢が3歳以下であることと、1年以上治療を継続することが有効性を高めることが認められました。
 特に小児期は、症状に対して薬を使用するのは戸惑いがあると思います。
 小児鍼は薬と違い副作用がなく、その後の成長にも良い影響を与え、体質改善にもつながる小児鍼をお勧めいたします。

 詳細につきましては是非、専門の先生もしくは専門の学校にお聞き下さいね。
当校でもご質問には丁寧にお答えしたいと思っております。

         (担当:北澤)

コメント追加
タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。