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五月病
~五月病~
長く厳しい冬が終わりを告げ、桜の花の便りが聞こえ始めたかなと思っていましたら、季節は早くも風薫る5月へと移り変わってまいりました。我が信州医療学院も4月6日に新入生を迎え入れ、2期目に入っております。1期生以上に意欲と情熱を感じ、我々教職員一同も更に気を引き締めて、2年後の国家試験にむけて日々是前進の毎日です。
さてこの時期になりますと各職場、学校から聞こえてくる言葉に“五月病”というものがあります。一度は耳にしたことがあると思いますが、この“五月病”という名称、広く知られている言葉ですけれども、四十肩、五十肩という名称と同じで、実は医学用語ではなく、決まった概念や定義があるわけではありません。新入生や新社会人が、この5月の連休明けから急速に意欲低下を起こし、勉学や仕事への取り組みが疎かになっていく様をいいます。もちろん、ほとんどが一時的なものですが、中にはその症状が長期に及び、登校拒否、出社拒否に移行する場合もあります。
その原因としては種々のストレスの積み重ねによる心と身体の疲労、環境の激変、理想と現実のギャップ等が考えられます。それにより気持ちが塞ぎこみ、無気力、倦怠感に加え、食欲不振、不眠症等の身体症状、自律神経症状が出現してきます。
このような症状が出てきましたら、その対策として自分に合ったストレス発散法を見つけること、若しくは自分の趣味に没頭するとかスポーツをしたり、友人と話をする、要するに自分の不慣れな環境から一度脱することです。それでも症状改善みられないのならば専門医に相談に行くのも一つの手段でしょう。
“病は気から”という言葉がありますが、“五月病”こそ、それに当てはまるでしょう。暗い気分で毎日を過ごすよりも、同じ一日を過ごすならば、明るい気で過ごした方がいいに決まってます。“病は気から・・・”まさに気持ち次第で“五月病”は克服出来るかと思われます。

柔道整復学科 1年担任 宮本 義豊 先生