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千曲市を中心として東は坂城町と上田の東側の一部、北は長野市松代あたりまでのごく限られた地域だけに存在する「つけば」。当地を代表する川魚漁、食文化、そして風土の一です。

この地域の千曲川沿いを車で走ればわかりますが、河川敷にちょっと変わった建物を目にすることがあると思います。
建物は小さな木製の小屋だったり、色は黄色の「農業用ビニールハウス」のような建物だったりですが、これらはたいてい「つけば小屋」です。
これら「つけば小屋」は千曲川で取れたばかりの「ウグイ」という魚を調理して、提供してくれる飲食店で、毎年4月から6月上旬の3ヶ月ほどしか営業を行いません。(7月以降は「あゆ料理」専門店になります。)

つけばとは『たねつけば(産卵場)』がその名の由来です。この漁は、魚が産卵したがる「つけば」を人工的に作り、産卵のためそこに集まったウグイを投網などで捕らえるものです。
その昔、ウグイは松代藩の殿様に献上される程の高級魚であり、この漁法も松代藩の領地内で、浅瀬が続く戸倉上山田付近に限られた漁方であったといいます。
投稿者 chikuma-city
: 2007/08/30 17:28
