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千曲市を中心として東は坂城町と上田の東側の一部、北は長野市松代あたりまでのごく限られた地域だけに存在する「おしぼりうどん(そば)」。当地を代表する食文化の一つとして、最近注目が集まっています。
当地ではうどんの食べ方の種類として、「おしぼり」と呼ばれる食べ方があります。
これは通常の魚類系のだし汁の代わりに大根おろしを布巾などに包んで絞り、その絞り汁に味噌や醤油を入れたものをつけ汁として食べる食べ方です。
このとき使う大根は、普通の大根とは違い、辛み成分が多く含まれた大根を使います。「辛み大根」またはその形から「ねずみ大根」と呼ばれるものです。
辛みもあって大変さっぱりしているため、当地では宴会の締めはこの「おしぼりうどん」が出されることが多々あります。
このうどんは、当地ならかなりのうどん屋さんのメニューにある大変人気のあるものです。(そば屋でこれを出すところは少ない)
おろし方の加減一つで辛さを変えられるため、店によっては辛さの度合いを指定することができます。
皆さんも是非当地に来たら、この「おしぼりうどん」を召し上がってみたらいかがでしょうか。ベストシーズンは新しい大根が収穫される冬です。
当地は海より遠い地域のため、鰹や煮干しなどの魚貝系のだし汁の調達が難しく、このような食べ方が定着していったものと思われます。
なお、当地では「おしぼりそば」もありますが、一般的に当地では「おしぼり」といえば「うどん」を指します。
投稿者 chikuma-city
: 2007/08/30 17:07
